原発を全廃する

日本から原発を全廃するメリットとデメリットについてのお話

まず始めに、原発を全廃したらエネルギー政策がうまくいかないのではないかという意見について。

  • 電気代を2倍~3倍に上昇させる
  • ロシアの天然ガス、アメリカのシェールガスの輸入を促進させる
  • メタンガスハイドレートの開発を加速させる

以上を行うことで、何とかなると考えています。
放射性物質は処理施設を作って放置しておけば問題になりません。

メリット

  • 日本国内での放射能漏れ事故が発生しない

だけ。

デメリット

  • 除染技術の低下
  • 電気代の著しい上昇
  • 雇用の減少

この中で最も危険だと考えられるのが除染技術の低下で、放射性物質を扱うことがなくなるので除染の技術者は職がなくなるので当然ながら技術もなくなります。
これは中国、韓国の原発で重大な事故が発生し放射性物質が偏西風に乗って日本に飛んできた場合に除染ができず危険な状態に陥る可能性があることになります。
中国は鶏肉の事件からもわかる通り、施設管理の信頼性には疑問があり、中朝国境付近にある白頭山が噴火すると韓国の原子力発電所も非常に危険な状態になり得ます。
除染ができないなら福島のように避難する他ありません。
また、再び日本に核が落ちてこないとも限りません。核兵器の放射性物質は長くても1か月ほどで消滅しますが、それは1か月間救助活動が不可能になるということでもあります。

電気代の上昇は原発がなくなるならいいよ! という人も多いでしょうが貧乏な家庭には大打撃です。
雇用の減少は原発がなくなるので当然です。

考察
日本から原発がなくなっても原発事故のリスクは0にならない以上、全廃するメリットは薄いと考えます。
ただし、放射性物質を扱う技術が残っていれば良いので、原潜や核を保有することで軍に技術者を集めてしまえば、原発が無くなっても大丈夫です!

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